一宮店ショールーム
神社仏閣巡り
すっかり涼しくなり、秋の旅行シーズンを迎えました。
私も神社仏閣を巡ることが大好きで、その歴史や関わった人物などを調べながら、
年中家族で出かけております。
ところで、神社といっても伊勢神宮を代表とする天照大御神系の天津神社と、
日本人が古代から信仰する万物全てに神様が宿ると考える出雲大社を代表とする国津神社と
違う宗派であることをわかっている方は、意外と少ないのではないかと思います。
いわゆる天の神と地の神のどちらが日本国の本当の神様なのか、という論争は、
昔から何度もあったようです。(神社の数は、圧倒的に国津神社が多い)
その始まりは、飛鳥時代に40代天武天皇が日本国民としての意識を統一するために、
古事記を編纂するように命じ、天照大御神がすべての神の上に立つように物語をつくり、
その天照大御神の子孫が天皇であるという認識を国民に植え付けました。
明治時代に入り、国家神が地の神か、天の神かの最終論争がおこったようですが、
明治天皇が改めて、国家神は天照大御神であると宣言され、この論争に終止符が打たれました
第二次世界大戦の敗北後、GHQにより日本の宗教感が危険とみなされ、
日本人は宗教を学ぶことができなくなり、ぼんやりと神社仏閣は癒されに行く場所くらいしか
考えられなくされてきたようです。
改めて、歴史を学びながら神社仏閣を巡っていきたいと思う今日このごろです。 合掌
諸説あります。